糖尿病ふてくされ日記

先生や栄養士さんの前ではいいつけを守る、超いいこちゃんですが、こころの中は、不平不満愚痴のどす黒い感情でいっぱい。はきだしブログです。

云わぬが花

看護師
「来月フットケアの先生が来られるので、予約いれときますね」



ちもこ「、、、はあ、わかりました。」







帰ってから、ひっさしぶりに
自分の足をみてみると、


  



がびーん(゜_゜;)





なんと、左足指に、二ヶ所異変がっ。


まず、左中指の爪が、しんでいる。
あたったおぼえも、
ふまれたおぼえもないのに、
爪全体が黒くなっている



つぎに、親指の先、爪ぎりぎりに、
7㍉×5㍉位の楕円形の黒変が。
猫にかまれたおぼえも、
怪我をした覚えもないのに、黒くなっている。



うわああああ
うわああああ
これが俗に言う「足から」っていうやつか。


なんでいままで気がつかなかったんだろう


急か、急にか。


えらいこっちゃ
えらいこっちゃ





もう、足様のフットケアをはじめましたよ



おふろで、
片方の足を片方の膝にのせて
ゆるくシャワーをあてながら、
手のひらで石鹸をあわだてて、


ももから、足先までマッサージして
血行やらリンパやら流して、
足指いっぽんいっぽんを丁寧に洗い、
足の裏の皮のぬるぬるは、
手でなんども、優しくこすりとる


もうこんなに、自分の足の裏をさわったのははじめて


右と左と時間をかけて丁寧に洗い、

お風呂からでたら、



なんと足裏ごときに、


超高級化粧水(ウソ。ちふれ)と
超高級乳液(ウソ。ニベア)を
やさしくぬりこむ。


靴下はむれちゃうから、爪先の通気性を考えてレッグウォーマーをつけて寝る。


朝、

出勤前に、
除菌シートで軽く足裏をふき、
超高級乳液(ニベアスキンミルク)をぬり、
素足やストッキングなんて、もってのほか、
ちょっと圧のあるハイソックスをはき、
ヒールのない、柔らかい足全体をカバーする
ペタンコ靴を毎日はいてました






そんな、足中心の生活を何日も何日も続けてたら、
あら不思議



親指の黒い皮がペロンとはがれて、
下から、新しい皮膚が
こんにちは


中指の黒い爪がはがれつつあり、
下から、いびつな新しい爪が
こんにちは




おっしゃあああああ



と、黒爪を慎重に取り除きつつ、
いびつな爪さんや、はやくりっぱな爪になーれ
はやく上まではえてこーい、
と、もみもみして


足様ルーティーンを続けておりました。








そして

フットケア受診当日。



フットケアの先生
「では、足をみせてください。」



ちもこ
「あ、、、はい(ゴソコソ)」
(今朝もシャワーで足磨いてきたからね)





足裏をじろじろ見る先生。
「問題なさそうですね。なにか気を付けてますか」



ちもこ

「あ、、、はい。えーと、爪は切りすぎないようにしてます(ネット情報)外へはなるべく靴下をはいて(ネット情報)、あっ、あと前からやってることなんですが(おおウソ)お風呂からでたあと保湿にきおつけてます(ネット情報)」




先生

「いいでしょう。これからも気を付けてくださいね。」






おしっ。


やったーーーー!

とおった!

足、とおったぞー!

つけやきばケア、まかりとおったぞー






云わぬが花






いわなかったら、ないものなのだ


みぬけないものは、ないものなのだ


いいたてるから、おおごとになる


めんどうなことに、なる


むこうも、こちらがいうと反応せざるをえない






みぬもの、清し



云わぬが花













チーン

だしょうね

先生 
(キッパリ、キリット)「糖尿病です!」




ちもこ 
(ちょい申し訳なさそうに)
「・・・はぁ↓・・そうですか・・・・」  



ちもこ心の声


(だしょうね。あーーーーーだしょうね。んじゃなきゃ、糖尿病外来なんかミズカラ来んもんね。やっぱりね。
おととしの健診でなんちゃらが高いから受診するように、っていわれて。
でも、三年分の健診の記録みても、ずっと高いしほっといたのよ。疲れやすいは老化のせいにして。。   
なんで医者に来ようと思ったか。
 
やせた、から。痩せた、から。
もうびっくりだったね。健診の1カ月前から、もう修行僧のような食生活しても全然やせなかったのに。
まあ、調子のいいときは70キロ(照れ)近くあって、身長166センチ平均65キロ位の肩幅の広い威圧的なデブ体型だったのが、あれっと思うまに、ほんとに何もしてないのに、60キロきって57キロに。あれれと思ってたら54キロに。


どんどん疲れやすくなって、こりゃ老化ですませれんなーと思い、糖尿病のことネットで調べまくって受診したんだからね。
だしょうね。糖尿病だしょうね。
やっぱしね。


・・・先生おきれいやわ。HPでは髪ながかったのに、ショートもお似合いやわ(ハート)
お医者さんてまだまだ男社会やから、気いつよないとやってられんのやろな。お、指輪してはるから結婚してはるんやな。よかったなー( ´∀`)、しあわせやろか。
お医者さんなんて、ほんま泥臭い商売やからたいへんや。糖尿病専門なんて、特に大変やろな。言い訳大将の、糖尿病患者に


「くうな。うごけ。」


って言わんといかんのは。


堕落の反対。
「食うな。動け。」って)




先生 
「この数値だと、入院してもらいますよ」



ちもこ
 (申し訳なさそうに)
「・・・仕事があるので、入院はちょっと、、、」




ちもこ心の声
(冗談じゃない、入院なんて冗談じゃないわ。いややわ。入院なんて。どこも痛くないのに。どっこも痛ないのに。めんどいし。絶対いやや。気難しい猫もおるし。入院だめ、絶対。)



先生 
「それなら、注射自分でして、コントロールしますか」




ちもこ心の声
(いやいやいやいや。絶対いや。
めんどくさいめんどくさいめんどくさい。注射器持ち歩くの、絶対めんどくさい。
注射するのもいやや。
清潔とか常に考えるのいやや。阻止せな、阻止。)




ちもこ
(申し訳なさそうな中に、誠実さをにじませながら)
「あの、、、
こちらで食事のことや運動のこと、教わりながら(ネットで十分知っとるけど)、
1ヵ月、自分のいままでの生活を見直して(きゃー)、
食事と運動、とで、がんばってみたいんですけど、、、、」




先生
「、、、(ふー)、、、、では、一番強いお薬をだしますよ。これで、改善しなかったら、他の方法を考えます。あとうちは糖尿病に関する教育をしますから、看護師と栄養士から説明を受けてください」


ちもこ
(申し訳なさそうに)
「、、、はい。よろしくお願いします」



ちもこ心の声
(ひゃーひゃっっ(-∀-)回避、回避、のりきったー。あぶなかったー。あぶっ。あぶあぶっ。ひゃっほー)







お薬がきいたのか、
食事を気を付けたのがきいたのか、
数値も少しずつ改善されて
薬もだんだん弱くなっていって。



でも、弊害がひとつ。




痩せがとまらんかったのである。




こりゃいかん、と食事量を増やしても、
太れないんである。
「糖尿病 太るには」と何回検索したことやら。






166センチ。
48、5キロ。
BMI18。








骨と皮とすじと血管のみ。
筋肉と脂肪なし。
年取って、急激に痩せると、一気に老人体型になる。
若い時の痩せかたと、全然ちがう。





さいの河原の鬼女。






気持ちが悪い。
鏡がみれない。








醜いのであります。

ソース

あー
トンカツが食べたいっ、
って日があるよねー



トンカツ定食ね

(もう食べれないけどね。夢のお話だからね(泣))



ロースでも
ヒレでもいいけど


ここは、ひとつ
ヒレカツ定食としましょう



親指と人差し指をまるめた外周位のおおきさのヒレカツが、


んーーーーー



ろっこ!(しあわせ)






衣は痛いくらい、ぱきぱきで、
ほっそいキャベツもたっぷりで
白ごはんもほかほかで




でも、ここで一番大事なのは、


たれ。


ソースね。




お店オリジナルの
甘辛い芳醇でフルーティーで
ちょいスパイシーな、


オリジナルソースを
小皿に、ドクドクと、そそぎ、



ヒレカツを、イン!





おもて、イン。
うら、イン。




べったべたに
しみこませて、



わんぐり。
(まだ衣はきときとよ!)


キャベツで、ソースの濃さをゆるめてからーの


しろめし、しろめし。


はふはふはふ。






ここで、
なぜ、ロースでなく、ヒレカツにしたか。




そう、



ソースをべったべたにしたいから



両面に
ソースをからませまくりたいから。



ロースカツにすると、
ソースの
お皿からはみでちゃうし、


カットしてあるから、
ソースをからませたら、
衣がはがれてしまうかもしれないし



ここは、衣で全体をおおわれた、
ヒレカツで、
思う存分、ソースをびったびたに
してしまいましょう




お店の方、


ソースは小皿ではなくて、


しょうゆさしみたいなやつに
たっぷりと
お願いいたしますね(*^ー゚)




ソースからっぽする自信あります(キッパリ)







おうちで食べるなら



トンカツソース!



トンカツソース + からし
でもおいしいよなー




ウスターソースではないんだなー



甘くてスパイシーな
トンカツソース。





お好み焼きにかける
トンカツソースとマヨネーズ
の組み合わせもいいなー。




トンカツソースとマヨネーズが
半まざりしたところに、
あつあつの、お好み焼きの生地を


はふはふ
どろどろ
はふはふ
どろどろ





トンカツソース最強だわ。









でも、あれなんでしょ。


トンカツソースは、
糖質がお高いんでしょ 



糖質が。




ちょっとだけなら、
そうねえ、
こさじ一杯なら大丈夫じゃない?



って、







そんなん
トンカツソースじゃないんだ!




びったびたの
べっとべとの
トンカツソースがいいんだ!



なにかというと、


こさじいっぱい、とか
おおさじいっぱい、とか
いいやがって。






こちとらの基準は、





おもうぞんぶん、





なんだ。






おもうぞんぶん、たべて
おもうぞんぶん、のんで、
おもうぞんぶん、生きたいんだ







おもうぞんぶん、
トンカツソースをかけたいんだよー

















えーん