糖尿病ふてくされ日記

先生や栄養士さんの前ではいいつけを守る、超いいこちゃんですが、こころの中は、不平不満愚痴のどす黒い感情でいっぱい。はきだしブログです。

シシャモ

糖尿病になって
痩せてきて、
食事をしぼって
また痩せてきて


筋肉と脂肪がなくなって


いちばん弱ったのが
やはり、足腰。



歩く
立ち上がる



この日常の動作が
ほんとうに、ツラい



朝、
お布団(ベッドではない)から起き上がって、
自力で、足だけで、立ち上がる、
という動作ができない



まず、足の裏を布団から床に移動し、
しゃがんだ状態から、
そばの何か固いものをつかんで
腕の力を使って、



うんしょっ、
( `□´)



といって
ようやく、立ち上がることができる



起き抜けは、
そこから普通に歩けるはずもなく、


みぎ、ひだり、みぎ、ひだり、


と左右の足に体重を移動させながら、
ちびちびと前に進む



オモチャのロボットのような歩き



スムーズに足裏で床を蹴って進む、
のではなく



足裏を床に
みぎひだりと順番に置きにいって
少しずつ前に進む、


ガクガクとしたネジがこわれたオモチャのような
歩き方であります





通勤途中でヒトの集団の中にはいると、
まああ、わたし歩くのが遅い、
と痛感するね



バスから解き放たれた
ヒトの集団


真ん中くらいにバスをおりたと
思ってたのに、
みごとに集団のいちばん最後になっております


健康なおしりと
健康なふとももをもった人たちに
みごとに次々とぬかれていきますね


わざとゆっくり歩いているわけではない


だけどやはり、地面で足裏を蹴って
ふくらはぎ、ふともも、おしりの
筋肉を使って歩くことができない


どういう歩き方かというと



雪中行軍、ですな




雪の上をすべらないように、
靴底のトゲトゲに
雪をかませるように、
一歩一歩小さくあわせていく



歩く、というより
雪の上に足を置きながら前に進む、
歩幅も小さく
ほら、雪ですべっちゃうからね


小さく一歩を置きながら
ゆっくり前に進む



都会を飛ぶように歩く
通勤途中の人のなかでやってたら
そりゃ一番後ろにもなりますわな



杖をついているお年寄りにも
抜かれてます
(T^T)



なんでこんな歩き方になるか
それはやはり
全体の「筋肉」がなくなったからです



ももの筋肉がない、
と痛感するのは、やはり階段


のぼりの階段ですね



ダイレクトにももにクル辛さ


そして息切れ



階段の頂上まで登ったあとは
マスクを下げて
しばらく
大きく息をしないと
次に歩き出せない





仕事をしていても
長時間座っていて、
椅子から立ち上がると、
立ちくらみがする



歩きはじめは、
手足がばらばらになったように
うまく連携しなくて
操り人形でめちゃくちゃに
糸をひっぱられたり、
ゆるめられたりする感じ


しばらく歩いて
やっと普通に歩ける感じです



毎日、筋肉痛。


何かスポーツをしてるわけでなく
日常生活を送ってるだけなのに
毎日筋肉痛。


いたいいたいいたいあしいたい、でした



スロースクワットや
プランクや
踏み台昇降
かかと落とし運動が
糖尿病にいいのは
わかってるけど



運動なんてとんでもない、
毎日昼間の移動だけで
足は悲鳴をあげてて


家に帰ったら
倒れこんでました




糖尿病受診してから
何ヵ月かたって
先生から
「活動量を少しあげてみましょうか」
とのおはなし。


決して具体的な運動とか、
ああしろ、こうしろ、と言わないとこ。
患者に考えさせる言い方なのが、


にくいよね( ・ω・)ノ


運動、じゃなくて活動量。



うーーーん
活動量をあげるを、考えてみて



やっぱり、
私にできることは
歩くこと、でしたね。



わざわざ歩く、ではなくて、
通勤で少し多く歩く、
を意識する



地下鉄を2駅前でおりて歩く


バス停まで自転車やめて歩く


なるべく階段を使う


昼休みに少し遠いコンビニまで歩く
(なにも買わないケド)


スマートウオッチで毎日の歩数をはかる




歩きは相変わらずの
遅い遅い、よちよち歩き


雪中行軍であります


階段息切れオオ深呼吸であります






が、続けるとはえらいもんで



シシャモが育ちつつあります
ふくらはぎに


筋肉のシシャモが。



くいっと、力をいれたら、


ぷりん、と、もりあがって。


まだまだやわやわの、ぶかっこうな
シシャモではありますが




大事に育てていく所存でございます






そしていつか、
じじばばの歩きを


華麗にぬいてやるんだ


( ・`д・´)











おし。