思うに、
以前は、食べ物に依存していたなー

決しておなかがすいていた
だけじゃない

疲れたとき

イライラするとき

体調がわるいとき

会社からの帰り道

地下鉄から階段をあがった
すぐのとこにある
ファミマで、

お弁当、お惣菜、パン、ラーメン
冷凍食品、お菓子、アイス、
サンドイッチ、、、、等々

欲望のままに、手にとって
かごにいれて、

一人なのに
レジで
お箸やおしぼり5～6人分
入れられて

コンビニなのに
食品だけで毎回3000円～4000円　
払ってました

コンビニをでると
気持ちがすっとしてね。

イライラしてたのも
どこへやら
両方の袋いっぱいの
食べ物に、ウキウキでした

帰って、
あれたべよう
これたべよう

あの頃は
最寄り駅に駐車して
車でかよってたから
(バスがいやだったから)
ほとんど歩きもしなかった

車の熱でアイスが溶けないように
そんなことばかり
気にしてました

そして、帰宅。

すぐに食べれるわけですよね

チンしてる間に
バームクーヘンをぱくり、
甘いコーヒー牛乳をちゅーちゅー

チンしたナポリタンに追いチーズして
また、チン

その間に
シャケのおにぎりを
ぺろり

サラダは名ばかりの
ハムとマカロニ入りポテトサラダ

おかあさん食堂の
くんせいウインナー4本も
ご一緒に、

いただきまーす

10分で完食したら、

デザートはプリンと
新作チョコスイーツ

辛いものもほしくなったら
ポテチ一袋

まだまだ冷蔵庫には
ファミマからの買い込み品が
たっぷりあるわけです
　

夜中に
オレンジジュースをのんだり、

起きて
朝イチで、チョコアイスを
食べたり

タガがはずれた状態

それでも、

この年で、こんだけ食べれるのはすごい

とか

風邪をひいても食欲だけはおちない

とか

夏バテで食欲がなくなった、って想像がつかない、

とか

たくさん食べれるのは健康な証拠

などと、うそぶいてました

　

でも
疲れがはんぱなくなり、
痩せてきて

糖尿病発覚。

なんだろうね。
はずれてたタガが、びったりとかんで
抜けなくなり、
180度真逆になりました

コレハタベモノデハナイ
タベテハイケナイ

食べることへの
罪悪感がいっぱい
食べることへの、恐怖心がいっぱい

仕事からの帰り道
ブラックコーヒーならよかろう、
と、疲れを捨てるためにはいった
カフェで、
ちょうどなんかのフェアだったのか

「これ、サービスですのでどうぞ」

と、
たっぷりの生クリームがそえられた
シフォンケーキがでてきました

(ﾟ_ﾟ)

「すみません。。えーと、生クリームたべれないんで。申し訳ないんですが、あっ、ほんとすみません」

とっさに言った
「生クリームたべれないんで」
この言い訳にびっくり

でもそのときの心境は
あっ、これはわたしがたべるものじゃない、と
冷静に判断してました

「食べ物」ではないと。

うちの猫が、人間の食べ物のにおいをかいで、
オラのたべものとちがう、と
全く興味をしめさないように

「た・べ・も・の」と認識しなかったんですね。
もったいない、とも、たべたかった、とも思わない、
別次元のモノとしてみてた気がします

診療初期で
食べる、ということに
罪悪感と恐怖でいっぱいだったとき

いまだったら
タガがすこしずつゆるんできてるから

シフォンケーキは
ひとフォーク分でやめとくにしても、

生クリームは全部たべちゃいます

とにかく
「食べる」ことがストレス発散の一番の薬だったのが

「食べる」ことが、罪悪感になって
ほとんど食べなくなってしまった時期

極端から極端。

どちらも、病気ですな

( ￣ー￣)ﾉ